★しずむ夕日がたちどまるまち、双海より★
[著書]

・今やれる青春―二十一世紀えひめニューフロンティアグループ20年活動記
・昇る夕日でまちづくり―日本一を目指した夕焼け課長の奮戦記

■shin-1さんの日記

○相次ぐ人間牧場のお客様

 私には私の生き方に影響を与えたであろう旧友といわれる人が日本全国に沢山います。その殆どは普通音信不通なのですが、時々昔の仲のよりを戻すような出会いが突如としてやって来るのです。数日前中国電力の鍋島さんから電話があって「グリーンツーリズムの仕事の関係で人間牧場を見てみたい」と中国総研の方2人を伴って訪ねて来ました。中国地方には和田さんや宮崎さん、田中さんなど広島県北部を中心に名だたるまちづくり人がいますが、鍋島さんは一味違った冷静なお方です。彼との出会いがいつ始まったのかは覚えてないのですが、彼は私のことを愛情を込めて「進ちゃん」と呼んでくれます。多分生産性本部のQCサークル活動などで影響を受けたのでしょうが、本質の分る議論を交わせる人であるので楽しみに待ちました。
 やって来た一昨日は夏の日差しが強烈に降り注ぐ暑い日でしたが、視界もまずまずで人間牧場の道具立てともいえる施設に驚いた様子でした。私の高知行き仕事の間隙を縫っての出会いだったので、シーサイド公園とのセット視察には2時間があっという間に終わってしまいました。ここはある意味でグリーンツーリズムやスローライフという人間本来の生き方の本質を突いている施設だと自分では思っていますし、グリーンツーリズムやスローライフを掲げて一儲けしてやろうと企む人たちに何かを考えもらえる場所だと思っています。鍋島さん始め三人の方々がどんな受け止め方をしたか、反応が楽しみです。

 昨日、えひめ地域政策総合センターの清水研究員がやって来ました。私の国際会議の資料作成のお願いを快く引き受けていただき、その打ち合わせを兼ねて議論するためです。彼は農家の長男として農協に勤める傍らふるさとの農地を守っています。農業離れの農協マンが多い中で、彼は数少ないふるさとを守る(ふるさとの文化を守る・ふるさとの人を守る・ふるさとの田畑を守る・ふるさとの活気を促す)人なのです。

 昨日は彼の生き方のバックボーンをパソコンを使って存分に説明してもらいました。生活設計を基調にした生き方は私の考えと殆ど同じだし、これほど理路整然と自分の人生を見つめ語れる人は少ないのではないかと思うのです。脂の乗り切った経済人なので彼の人生は、父親の病気や娘の病気という難易度の高いハードルを、逆にきっかけとして活かして強くなっており凄いと思いました。

 「経済人は経済で破綻する」(私の造語)このような人を私は何人も見てきました。日銀総裁や村上ファンド、ほりえもんなどなどはほんの一例ですが、私たちの周りには株や土地、先物に投資して一儲けを企んだため、元も子もなくなった人を何人も見てきました。チャップリンのライムライトのように「ささやかな蓄え」で満足するような人間であり続けることも人間らしい生き方かも知れません。


 また、私の心の中に新しい火種がくすぶり始めました。生き方をを理論化することです。論理と理論という言葉があります。理論とは「個々の事実や認識を統一的に説明することのできる普遍性を持つ体系的知識」で、「実践を無視した純粋な知識」でもあります。一方論理は思考の形式・法則。また、思考の法則的なつながり。実際に行われている推理の仕方。論証のすじみち。と広辞苑に書いていますが、私流に考えれば実践から生まれた知恵が論理であり、学問から得た知識が理論だと解釈しています。私たち実践家は論理の世界に生きています。それを理論にして説明できることが大切です。現代は理論家が多く、知識は語りますがそれを実践する人は少ないように思います。論理家を標榜する私たちは論理を理論化することが大切だと日ごろから思っています。清水さんは論理家と評論家の中間世界の人かも知れませんね。

 昨日から孫が夏休みになり、昨日は私が一日子守を引き受けました。たまに来る孫は可愛いのですが、一日中孫の守りをすることは重労働です。昨日は清水さんとの打ち合わせに孫同伴となってしまいました。ご迷惑をおかけしました。

  「評論家 御託並べて 議論する 最後は論理 少し分があり」
  「牧場に 訪ねし人に 教え請う 知恵の高まり 早くも実感」
  「メモしつつ 議論重ねる 爺姿 孫の目からは どんなに見える」
  「孫の守り 二人で昼寝 気持ちいい 幸せ感に セミの鳴き声」